【Windows PE】電源情報を取得する方法

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この記事は次のような人におすすめ!

・Windows PE上で電源情報を知りたい人
・powercfgコマンドで電源情報を取得したい人

Windows PE上で電源情報がどのように設定されているかをpowercfgコマンドを使用して確認します。

Windows 11で設定画面から電源情報を取得

設定画面からどのような電源の設定になっているのか確認していきます.

キーボードの「Winodwsボタン」と「X」を同時に押す もしくは タスクバーのWinodwsマークを右クリックします.すると以下のような画面が出てきます.この画面上で「電源オプション」を選択 もしくは キーボードの「O」を押します.

以下のような電源に関する情報が表示されます.Windows 10よりも表示されている電源情報が変わっています.

「Screen and sleep」の箇所を確認すると充電していないときと充電しているときに画面を暗くする時間を設定できます.画面を消灯したくないときや消灯時間を変更したいときはこの値を変更します.

コマンドラインで電源情報を取得

Windows PE上のコマンドラインで電源に関する情報を取得する方法について説明します.

まずは、Windows PEで起動したコマンドプロンプトで以下のコマンドを実行してみます.

powercfg /qh

powercfgコマンドは電源状態を確認したり電源の設定を変更したりできます.

Powercfg のコマンドライン オプション
powercfg.exe ツールを使用すると、使用可能なスリープ状態を使用するために電源スキーム (電源プランとも呼ばれます) を制御したり、個々のデバイスの電源状態を制御したり、一般的なエネルギー効率やバッテリー寿命の問題に関してシステムを分析したりできます。
powercfg /qhコマンド
powercfg /qhコマンド

たくさんの電源情報が取得できました.取得した情報はMicrosoftのサイトで設定内容を確認できます.

電源設定の構成
このセクションには、Windows プロビジョニング フレームワークを使用して構成できる電源設定に関する情報が含まれます。 電源設定の各トピックには、その設定の識別 GUID、許容値、意味、一般的な使用シナリオが含まれています。
powercfg /qhの実行
powercfg /qhの実行

上記のやり方だと見つけたい情報を見つけにくいので,テキストファイルに出力します.以下のコマンドを実行することでテキストファイルに電源情報を出します.今回はc:\tempフォルダにpowercfg.txtを生成します.

powercfg /qh > c:\temp\powercfg.txt

powercfgで電源情報をtxtファイルに出力
電源情報をtxtファイルに出力

c:\temp\powercfg.txtをテキストエディタで起動します.テキストファイル内で知りたい電源情報を検索しましょう.

powercfgを出力したtxtファイルの中身
電源情報のtxtファイルの中身

まとめ

Windows PEのpowercfgコマンドで電源情報を取得する方法を確認しました.電源情報を最適化しておくことで,電池の消費を抑えることやパソコンのパフォーマンスを上げることにつながります.

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